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復活の桐生祥秀がキーマン 男子4継、精神的支柱にも

共同通信 / 2024年7月22日 16時18分

男子400メートルリレーで力走する第3走者の桐生祥秀。奥は柳田大輝=20日、ロンドン(共同)

 栄光も苦悩も味わってきたスプリンターが陸上男子400メートルリレーのキーマンだ。20日のロンドンでの競技会は、3走を任された桐生祥秀(日本生命)の“テスト”が一つの目的。快走とそつのないバトンの受け渡しで応えた桐生は「3走の座は譲りたくない」と闘志を燃やす。

 100メートルで今季の最高記録は10秒20にとどまり、日本選手権でも5位。個人種目の代表入りを果たせなかったが、リレーではカーブでバトンをつなぐ特殊区間のスペシャリストへの期待は大きい。ロンドンでも向かい風と追い風が入り交じる環境に対応し、土江寛裕ディレクターは「すごく桐生らしい走りができていた」と高く評価した。

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