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搬出先、次期エネ基で具体化 中間貯蔵の使用済み核燃料

共同通信 / 2024年7月23日 17時52分

青森県の宮下宗一郎知事(左端)と面会する斎藤経産相(右端)=23日午後、経産省

 斎藤健経済産業相は23日、宮下宗一郎青森県知事と経産省で面会し、今夏にも原発の使用済み核燃料が初めて搬入される計画の中間貯蔵施設(青森県むつ市)からの燃料の搬出先について、同県六ケ所村に建設中の再処理工場を念頭に、次期エネルギー基本計画で具体化を図る考えを示した。

 中間貯蔵施設は原発から搬出した使用済み燃料を再処理するまで一時保管する施設。青森県、むつ市と燃料を搬出する東京電力、日本原子力発電は施設の立地に当たり、貯蔵期間を最長50年とする協定を締結している。ただ、貯蔵終了後の搬出先は明確になっておらず、地元からは懸念の声が出ている。

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