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フェンシング支える地元福井の技 創業100年、独自のウエア開発

共同通信 / 2024年7月23日 18時30分

アタゴが製造した特製のウエアを手にする三田村知紀さん(左)と田中芹那さん=3月、福井市

 フェンシング男子エペ代表の見延和靖(37)の体を文字通りサポートしているのが、出身地・福井県のアパレル企業「アタゴ」だ。「なかなか自分に合うウエアが見つからず、ストレスを抱えていた」と既製品に違和感を抱いていた見延のために、競技用と移動時のオリジナルウエアを開発した。数センチ、数ミリ単位のこだわりを大事にする「フェンシング職人」を老舗の技が支えている。

 アタゴは1927年創業。OEM(相手先ブランドによる生産)を主とし、取引先には大手スポーツメーカーがずらりと並ぶ。元々は軍手や軍足を製造していたが、肌着や生地を手がけるようになり、近年はサッカーやバスケットボールの日本代表ユニホームなども作っている。取り扱う生地は優に数千種類に上るという。

 見延をかねて応援していた企業が、福井県越前市出身の見延と、福井市のアタゴをつなぎ、2023年3月、世界で活躍する選手を地元が支えるプロジェクトがスタートした。

 汗処理のため特殊な加工を施した生地や、自然な伸縮性を備えた生地を提案し、10カ月ほどかけて仕上げた。

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