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ウクライナ選手団が会見 戦時の五輪、参加意義訴え

共同通信 / 2024年7月26日 22時29分

記者会見するウクライナ・オリンピック委員会のフトツァイト会長(右)。左はフェンシング女子のオリガ・ハルラン、中央はテニス女子のエリナ・スビトリナ=26日、パリ(共同)

 【パリ共同】パリ五輪に参加するウクライナ選手団が26日、パリのメインプレスセンターで記者会見した。同国オリンピック委員会のフトツァイト会長は「ウクライナの存在と勝利の意志を世界に示す」とし、ロシアによる侵攻が続く中で五輪に参加する意義を訴えた。

 会見で男子高飛び込みのオレクシー・セレダは、空襲警報のたびに練習を中断し地下シェルターに避難しなければならなかったと強調。家族が住む南部ミコライウには攻撃が続いており、常に身を案じているという。

 フェンシング女子のオリガ・ハルランは侵攻後、イタリアに拠点を移した。「家族に会えないのはつらいが、五輪出場のために、これまで努力してきた」と述べた。

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