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円安進行、一時155円台 日米金利差の拡大観測

共同通信 / 2024年7月30日 18時36分

 30日の東京外国為替市場の円相場は円安が進行し、一時1ドル=155円21銭を付けた。日本の長期金利が下がり、日米金利差の拡大観測を材料とする円売りドル買いが膨らんだ。

 午後5時現在は前日比1円28銭円安ドル高の1ドル=154円89~91銭。ユーロは99銭円安ユーロ高の1ユーロ=167円57~61銭。

 日銀は、金融政策決定会合の結果を31日に公表する。市場関係者は「日銀が7月の利上げ決定を見送るのではないかとの観測が広がり、長期金利が下落した」と分析した。日経平均株価の上昇も円売りを支えた。朝方は国内輸入企業による実需目的の円売りドル買いも入ったという。

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