夏の球場冷やした名物氷 地元業者「かちわり」守る
共同通信 / 2024年8月1日 5時43分
甲子園球場(兵庫県西宮市)は1日、開場100年を迎えた。熱気あふれるスタンドで売られる「かちわり氷」は甲子園と共に歴史を歩み、涼を求める観客に長年親しまれてきた。「今後も愛される商品を届けたい」。地元の製造業者は売り上げの減少や物価高騰の逆風を受けながらも「夏の名物」を守り続けるため奮闘している。
「かちわり、いかがですかー」。真夏の甲子園で毎年響く売り子のかけ声。透明の袋には一口大の氷がいっぱいに詰められている。観客は首や脇に当てて火照った体を冷まし、溶けた水を飲んで水分補給する。
かちわり氷の製造・販売を一手に担ってきたのは西宮市の梶本商店。4代目の現社長梶本昌宏さん(49)によると、初代の祖父國太郎さんが考案し、1957年夏の全国高校野球選手権大会で販売を始めた。
もともとはかき氷を竹製の舟形の皿にのせて売っていたが、溶けてシロップが手や服に付く問題があった。そこで金魚すくいの袋を参考に氷を袋に入れ、溶けたらストローを差して飲める商品を開発した。「勝ち」を願って「かちわり」と命名。当時は1袋5円で、観戦のお供として瞬く間に定着した。
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