消費者庁、ダークパターン初調査 通販サイトで虚偽表示
共同通信 / 2024年8月2日 8時47分
「在庫は残りわずか」などと通販サイトでうその表示をして消費者を焦らせたり、惑わせたりする「ダークパターン」と呼ばれる広告手法について、消費者庁が初めて実態調査に乗り出したことが2日、関係者への取材で分かった。手口や被害状況を調べて本年度中に結果をまとめ、今後の対策に反映させる。
ダークパターンは、消費者が気付かないまま不利な決定をするよう仕組んだウェブサイトやアプリ上の手法。「割引は残り1分」などと期間限定の有利な取引条件であるかのように表示する手口が典型例だ。解約方法を複雑にし、購入を続けさせる事例も多くある。
国民生活センターによると、九州地方の60代女性は今年6月、動画サイトの広告で見た「〇名様のみ」という表示に焦り、美容クリームを1回限りのお試しとして2千円で購入。だが、実際は定期購入契約になっており、約2万円の請求書が届いたという。
関係者によると、実態調査は消費者庁の地方拠点「新未来創造戦略本部」(徳島市)が担当。本年度から疑わしい国内通販サイトの調査に着手した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
サポート詐欺の実態まとめたレポート、IPAが公開 ニセ警告画面を閉じるショートカットが効かなくなっていく傾向に
ITmedia NEWS / 2024年8月1日 16時48分
-
8桁の数字を覚え、客のクレジットカードを使い込む…レジ係の高校生バイトが手を染めた"クレカ詐欺"の手口
プレジデントオンライン / 2024年7月30日 9時15分
-
安い! 初回限定! 回数縛りなし! そんなお得な商品の広告。申し込みのカウントダウンに急いで購入したら、中途解約手数料の請求がきた! どのように対処したらいい?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 21時0分
-
SNSの広告を見て「1回限り」のつもりで注文したサプリメントが「定期購入」でした。すぐにキャンセルすればお試し料金の支払いのみで済みますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 10時20分
-
7/9 12時LIVEウェビナー無料開催「【EC業界必見】企業の成長を加速する実践的な手法~SNS・レビュー活用・ABテスト・M&A~」にReviCoが登壇
PR TIMES / 2024年7月4日 15時45分
ランキング
-
1女性2人を何度も車でひいたか 殺人未遂の疑いで40代の男を逮捕 広島・尾道市
広島テレビ ニュース / 2024年8月2日 9時14分
-
2「いやだ、人殺しの訓練してた人なの」54歳で陸上自衛隊を退職した元自衛官が、転職後に突きつけられた“悲しい現実”
文春オンライン / 2024年8月2日 6時10分
-
3トウモロコシ14000本盗まれる 3カ所の畑で被害総額420万円相当
京都新聞 / 2024年8月2日 6時30分
-
4訓練中の30代消防隊員、高さ5メートルの庁舎ベランダから転落して死亡
京都新聞 / 2024年8月1日 22時44分
-
5虚偽の救助要請、抑止狙い摘発 拡散横行も難しい取り締まり
産経ニュース / 2024年8月1日 21時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)