1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

台湾選手にも性別論議 ボクシング女子、初戦勝利

共同通信 / 2024年8月3日 8時0分

パリ五輪のボクシング女子57キロ級で、ウズベキスタンのシトラ・ツルジベコワ(左)と対戦する台湾の林郁テイ=2日、パリ(アナトリア通信提供、ゲッティ=共同)

 【パリ共同】パリ五輪のボクシング女子で57キロ級の台湾選手に関しても性別を巡る論議が起きている。騒動の渦中にある66キロ級のアルジェリアのイマネ・ヘリフ(25)と同様、昨年の世界選手権は性別適合検査で不合格。今大会は出場が認められ、2日の初戦に勝利したが、相手チームからは不満が噴出した。

 選手は林郁テイ(28)。台湾紙の聯合報などによると、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得したが、性別検査が不合格だったとして主催する国際ボクシング協会(IBA)に取り消された。聯合報は林がこの大会以外で不合格だったことはないとして、検査に問題があった可能性を指摘した。

 今回、国際オリンピック委員会(IOC)は林がパスポート上、女性だとして出場権を擁護。IBAは声明で、林が世界選手権の女子部門に出場する「資格基準を満たしていない」との立場を改めて示し対立している。

 林は2日、ウズベキスタンのシトラ・ツルジベコワと対戦し圧勝した。ツルジベコワのコーチは試合後、取材に対し、IOCへの抗議も辞さない姿勢を示した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください