能登で被災のキリコ、富山で点灯 石川・七尾出身の神職が修復
共同通信 / 2024年8月3日 18時17分
能登半島地震で被災した石川県七尾市の土蔵に収められていた灯籠「キリコ」が3日、富山県高岡市の射水神社に奉納され、火がともされた。同神社の権禰宜で、持ち主の嶽徹さん(50)は「思い入れがあり、捨てられなかった。涙が出る思い」と話す。7日まで神社の拝殿に飾られる。
キリコは2022年に79歳で亡くなった父の佐一さんが、嶽さんの誕生を祝って作られたもので、高さは約160センチ。小学生のころは毎年、地域の夏祭りになると玄関先に飾っていた。
キリコを保管していた実家の土蔵は地震で柱が崩れるなど損傷したが、キリコは奇跡的にほぼ無傷だった。7月末に蔵から運び出し、破れていた障子紙を張り替えた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
津波で消え、よみがえった 「キリコ祭り」など能登の風景写真展
毎日新聞 / 2024年8月12日 7時30分
-
祭りの舞台、コミュニティーの中心…宗教施設も壊滅、長い再建への道 能登半島地震の被災調査から考えた、行政の支援のあり方とは
47NEWS / 2024年8月7日 10時0分
-
能登のキリコ祭り、復興の希望に 阪神大震災経験の神戸から支援
共同通信 / 2024年8月6日 17時18分
-
銭湯がつなぐ能登と横浜、交流の歴史を後世へ 都市発展記念館でパネル展
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年8月4日 11時40分
-
夜空染める火、復興祈願 石川・七尾「向田の火祭」
共同通信 / 2024年7月27日 22時9分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)