6月の消費支出1.4%減 節約志向で2カ月連続マイナス
共同通信 / 2024年8月6日 10時55分
総務省が6日発表した6月の家計調査は、1世帯(2人以上)当たりの消費支出が28万888円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月を1.4%下回った。マイナスは2カ月連続。長引く物価高を背景に、光熱費や野菜などへの節約志向が改めて浮き彫りになった。自動車の購入もメーカーの認証不正問題を受けて減少した。
支出を項目別に見ると、電気代などの「光熱・水道」が前年同月比7.3%減だった。電気とガス代を抑制してきた政府の補助金が6月請求分で縮小し、使用を控える動きが出た。「交通・通信」は3.4%減。認証不正問題による自動車の生産停止が響いた。
支出の約3割を占める「食料」は1.5%増となった。前年同月と比べ土日が多く、外食が増えたことが押し上げた。ただ野菜や果物、魚介類などは減っており、物価高が影響している。「住居」は23.6%減。前年同月は大雨や台風の被害が多かった反動で、設備修繕・維持への支出が落ち込んだ。
自営業などを除いた勤労者1世帯(同)の実収入は、実質で3.1%増の95万7457円だった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1日経平均株価“大暴落”で「新NISA」は大丈夫?聞かれる不安の声 円高で物価高は落ち着く可能性も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月5日 22時38分
-
2日経平均株価、一時3400円超上昇…1990年10月2日を上回る史上最大の上昇幅
読売新聞 / 2024年8月6日 10時9分
-
3【解説】株価“史上最大の下げ幅”…大きな2つの要因 下落いつまで? 経済への影響は
日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 19時35分
-
4ホンダ、コンパクトカー「フィット」リニューアル 「本当にデザインが良いよなぁ」SNS期待の声
J-CASTニュース / 2024年8月5日 7時10分
-
5「IDとパス」激増、守るべき管理の大原則とは? 放置した「退職者アカウント」が脅威の入り口に
東洋経済オンライン / 2024年8月6日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)