食料自給率、23年度も38% 政府目標には遠く、低水準続く
共同通信 / 2024年8月8日 12時37分
農林水産省は8日、2023年度のカロリーベースの食料自給率が3年連続で38%だったと発表した。生産額ベースの自給率は前年度比3ポイント上昇の61%となった。いずれも30年度に45%、75%に引き上げるとした政府目標には遠く、低水準が続いた。政府は24年度中に新たな数値目標を設定する計画で、具体的な水準や向上策が焦点となる。
カロリーベースの自給率は小麦の生産量が増えたことや、原料の多くを輸入に頼る油脂類の消費量が減ったことがプラスの要因となった。一方、テンサイが病害の影響で製糖量が減ったことが押し下げ要因となった。
生産額ベースは畜産物や油脂類の輸入額が減少したことから、1965年度以降で最低だった前年度よりは上昇した。
生産や消費などの重量から割り出した品目別の自給率はコメが99%、肉類が53%で前年度と同水準だった。小麦は2ポイント上昇の17%、大豆は1ポイント上昇の7%。野菜は1ポイント上昇の80%、魚介類は2ポイント低下の52%だった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
24年度成長率、0.7%どまり 政府予測、コロナ後最低の水準
共同通信 / 2024年11月1日 18時50分
-
東京都多摩地域の市民団体が開催した「市民ごみ大学セミナー」に登壇
共同通信PRワイヤー / 2024年10月28日 11時0分
-
ドイツの9月インフレ率、前年同月比1.6%に低下(ドイツ)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月25日 0時50分
-
コメ高騰、49年ぶりの上昇率 9月、流通量減と生産コスト増で
共同通信 / 2024年10月18日 11時45分
-
物価高騰・品不足…日本と世界で起こっていることの「なぜ?」を深掘り解説!『家計と世界情勢の関係がまるわかり!暮らしと物価の地政学』10月15日発売
PR TIMES / 2024年10月15日 14時45分
ランキング
-
1〈チロルの中に虫がいた!〉悪質投稿主とチロルチョコの闘い再び…増えるSNSでの異物混入通報、ガセ投稿で風評被害も
集英社オンライン / 2024年11月6日 16時0分
-
2リュウジ「セブン酷評動画」が大炎上した本質理由 「炎上商法?」と物議醸した辛口レビューの反省点
東洋経済オンライン / 2024年11月6日 18時35分
-
3実質賃金は2か月連続マイナス、物価上昇に賃金増が追いつかず…9月の毎月勤労統計調査
読売新聞 / 2024年11月7日 8時37分
-
4なぜコンビニ以上に調剤薬局があるのか 「クスリを出さない」発想が求められる理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月6日 7時10分
-
5NY円、一時154円70銭 トランプ氏勝利で円安進行
共同通信 / 2024年11月7日 8時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください