戦後ガザ自治にアラブ支援 イスラエル首相、米誌に
共同通信 / 2024年8月9日 8時35分
【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は、8日に公開された米誌タイムとのインタビューで、パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとの戦闘が終結した後は、ガザにパレスチナ人による自治組織を立ち上げ、アラブ諸国の支援を求めるとの構想を明らかにした。
ただガザの「非軍事化」はイスラエル軍が担うとしている。パレスチナ側やアラブ諸国の合意を得るのは至難で、タイム誌は非現実的なシナリオだと指摘した。
ネタニヤフ氏は、昨年10月のハマスによる奇襲攻撃によってイスラエル側で約1200人が死亡したことについて「このようなことが起きて非常に申し訳ない」と表明。戦闘終結後にガザからハマスを追放し、サウジアラビアとの関係正常化を実現できれば、汚名をそそげると考えているという。
またヨルダン川西岸の将来像について、独自の選挙や自治は認められるべきだが「イスラエルを脅かす力は持つべきではない」と述べ、治安権限はイスラエルが維持すべきだと主張した。同誌は、ネタニヤフ氏がパレスチナ国家の樹立実現に「関心がない」と指摘した。
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