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米黒人青年射殺10年 続く警察暴力、消えぬ差別

共同通信 / 2024年8月10日 16時8分

マイケル・ブラウンさんが射殺された現場に記された「ブラック・ライブズ・マター」の文字=5日、米ミズーリ州ファーガソン(共同)

 2014年に米中西部ミズーリ州ファーガソンで白人警察官が丸腰だった黒人マイケル・ブラウンさん=当時(18)=を射殺した事件から9日で10年がたった。警察による過剰な暴力は国民に衝撃を与え、激しい抗議デモが続いた。同様の事件はやまず、11月の大統領選で争点になる銃規制への関心も高まる。

 簡素なアパートが並ぶ住宅街の路上に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)」と記されていた。5日、ぬいぐるみや花が並ぶ事件現場には、追悼に訪れる人々が絶えなかった。

 高校を卒業したばかりだったブラウンさん。遺体は約4時間半も放置された。(ファーガソン共同)

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