ミニチュアで街の人々に笑顔を 高知、眼鏡士の67歳男性が自作
共同通信 / 2024年8月12日 7時4分
高知市の眼鏡店で認定眼鏡士として働く茨木典幸(いばらぎ・のりゆき)さん(67)が、店舗や市場などを模したミニチュアの製作に取り組んでいる。作品の多くは「子どもや街の人々に笑顔になってほしい」と市内の図書館や商店街の店舗に寄贈している。(共同通信=伊藤佑太朗)
製作を始めたきっかけは、2013年にドールハウスの展示会を訪れたこと。図面や部品がそろったキットを土産に購入し、小さな建物を自ら作り上げる魅力に気付いた。職業柄、手先を使う細やかな作業には慣れていた。その後、妻の勧めで一からミニチュアを自作することになった。
オリジナルの作品はモデルや設計図がないため「何をどんな材料でどのように作るか、一から考えることが好き」という。これまで作ったのは40点以上で、多くはパリ風の店舗やマルシェを模したもの。内装や小物にもこだわり、一つ一つ丁寧に色付けや接着を行う。
材料のほとんどはそうめんの空き箱や割り箸など身の回りにあるもので賄い、1作品の製作費は千円以下に収まる。特に思い入れが深いのは、16年に作った紳士服店のミニチュア。「ファッションが好きなので、こんな服が着てみたいと想像を膨らませた」
一昨年からは市内の商店街に実在する店舗のミニチュアも手がける。再現度を高めるため、製作中は何度も店舗へ足を運んで外観や内装を確認。作品の鑑賞を目当てに、少しでも多くの客に店へ足を運んでもらうのが狙いだ。「実際のお店とミニチュアを見比べ、楽しんでもらえれば」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
仮設商店街9月オープン 石川・志賀で完成
共同通信 / 2024年8月11日 17時41分
-
地域に根ざしたコーヒースタンドと駄菓子屋が復活!コミュニティの絆を再生する新たなプロジェクト開始
@Press / 2024年8月6日 9時30分
-
『OKONOMIYAKI FESTIVAL 2024 in OSAKA』日本のお好み焼の本場、大阪で開催
共同通信PRワイヤー / 2024年8月2日 11時0分
-
藤枝小でプロジェクションマッピングを上映
PR TIMES / 2024年8月1日 11時45分
-
「歌舞伎町一番街アーチ」を改修した賛光電器産業 屋外照明のプロが語った街路灯の未来
東スポWEB / 2024年7月19日 18時13分
ランキング
-
1台風5号、岩手・宮城上陸へ=青森含め線状降水帯の恐れ―土砂災害や河川氾濫警戒
時事通信 / 2024年8月11日 22時55分
-
2熱海への観光客数がV字回復! 活気を取り戻したヒミツとは?(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年8月11日 20時31分
-
3サイバー戦略本部トップを首相に 司令塔強化、有識者組織も設置
共同通信 / 2024年8月11日 21時4分
-
4台風5号に備え福島県内で避難所開設 いわき市など3市で14世帯18人が避難
福島中央テレビニュース / 2024年8月12日 6時24分
-
5「災害だから仕方ないけど悲しい」日向灘震源地震で墓石が落下などの被害 お盆の墓参り直前 鹿児島
MBC南日本放送 / 2024年8月11日 17時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)