中国、五輪選手ら中傷の5人摘発 「社会に悪影響を与えた」

7月29日、パリ五輪の体操男子団体総合の決勝で、さえない表情の中国チーム

　【北京共同】中国公安省は15日、パリ五輪期間中に選手やコーチを交流サイト（SNS）上で誹謗中傷したとして、18～38歳の男女5人を摘発したと発表した。卓球や体操の選手らを中傷し「社会に悪影響を与えた」と非難した。

　中国では体操男子団体総合の決勝で鉄棒から2度落下した蘇い徳選手への批判がSNS上で相次ぐなど、日本と同様にアスリートへの言葉の暴力が問題になっている。