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再エネ制御、公平保てず 中部電、大手で初めて

共同通信 / 2024年8月21日 18時59分

 中部電力の送配電会社、中部電力パワーグリッド(PG、名古屋市)は21日、2023年度に実施した太陽光発電など再生可能エネルギーの発電を一時停止する「出力制御」で、誤って発電事業者間の公平性を確保できなかったと発表した。67事業者が本来制御される日数より少なく、1事業者が多かった。大手電力の出力制御で公平性を欠く例が判明したのは初めて。

 管内では実際に約9千の事業者が出力制御を行った。1週間程度の出力制御が必要なところを5日少ない事業者もあった。中部電PGのシステムの情報更新漏れや誤登録が原因。

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