六本木クラブ襲撃、似顔絵公開 殺人で国際手配、見立真一容疑者

国際手配されている見立真一容疑者の現在の姿を推測した似顔絵（警視庁提供）

　2012年に東京・六本木のクラブで客の男性が殺害された襲撃事件の発生から12年となるのを前に、警視庁は29日、殺人などの容疑で国際手配中の見立真一容疑者（45）について、現在の姿を推測した4種類の似顔絵を公開した。同庁捜査1課のXに掲載し、情報提供を呼びかける。

　似顔絵は、痩せた風貌や笑った表情などそれぞれ特徴が異なっている。見立容疑者は暴走族グループ「関東連合」（解散）の元メンバーで襲撃の主導役とみられる。直後に海外に逃亡し、フィリピン入国後の行方は分かっていない。

　事件は12年9月2日未明に発生。飲食店経営藤本亮介さん＝当時（31）＝が男の集団に襲われて死亡した。