琴桜14番、豊昇龍が16番 横審が稽古総見、照ノ富士は欠席

横綱審議委員会の稽古総見で汗を流す琴桜（奥）＝両国国技館（代表撮影）

　大相撲秋場所（9月8日初日・両国国技館）を前にした横綱審議委員会による稽古総見が29日、国技館内の相撲教習所で行われ、大関琴桜は大関豊昇龍や小結平戸海と14番続けて取って9勝5敗だった。豊昇龍は16番で9勝7敗。ともにまずまずの内容だった。

　先場所で10度目の優勝を遂げた横綱照ノ富士は糖尿病と膝の負傷で欠席。1場所での大関復帰を目指す関脇貴景勝は首の痛みで不参加だった。

　成績次第で大関昇進の可能性がある関脇大の里は関脇阿炎らを相手に5勝4敗。平戸海、再入幕から2場所目の若隆景が精力的な稽古を披露した。