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医学部生が将棋のプロ棋士に 女性の中七海三段は退会

共同通信 / 2024年9月7日 19時31分

 将棋のプロ棋士を養成する第75回奨励会三段リーグの最終日は7日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、獺ケ口笑保人三段(24)が15勝3敗、吉池隆真三段(19)が14勝4敗で棋士となる四段昇段を決めた。四段昇段は10月1日付。

 獺ケ口新四段は三重県出身で、群馬大学医学部に在学中。医師を目指す異色の棋士が誕生することになった。吉池新四段は東京都出身。

 女性でただ一人、三段リーグに参加していた中七海三段(26)は8勝10敗に終わり、年齢制限のため奨励会を退会することが決まった。

 狭き門で知られる三段リーグは年2回開催。各自18局を戦い、原則として上位2人がプロになる。

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