戦時に異例の航空便再開を検討 ウクライナ、欧米と協議
共同通信 / 2024年9月10日 21時18分
ウクライナ政府が、ロシアの侵攻後停止している国内発着の国際旅客便の再開を本格検討していることが10日、分かった。ビルチュク国家航空局長官が同日までの共同通信のオンラインインタビューで明らかにし、再開に強い意欲を示した。ロシアの攻撃が続く戦時下での運航再開となれば極めて異例。安全確保の具体的方策を欧米の航空当局に提示し、早期再開に向け協議している。
攻撃が比較的少ない西部の空港の利用が検討されている。ビルチュク氏は時期的な見通しを明言していないが、ウクライナ航空業界の関係者は「2025年半ばにも再開できる可能性がある」と指摘した。ただ実現は戦況の行く末に左右され、不透明感も漂う。
ウクライナでは22年2月の侵攻開始後に民間機の運航が原則禁止され、国際線を含めた交通はバスや鉄道が担う。ゼレンスキー大統領の外遊のほか、バイデン米大統領や岸田文雄首相ら各国首脳も、ウクライナ訪問の際には特別列車での長時間移動を強いられた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
3年目のウクライナ侵攻、北朝鮮派兵で「根本的に違う次元に」 松田邦紀前大使が語る支援、日本にとっての戦争の意味とは?
47NEWS / 2024年12月15日 9時30分
-
焦点:中東の空は安全か、欧州旅客機パイロットや客室乗務員から不安の声
ロイター / 2024年12月15日 8時2分
-
ウ大統領、外国軍駐留の案を検討 NATO加盟まで
共同通信 / 2024年12月10日 6時13分
-
ウクライナ民間空港、侵攻後15カ所に被害 封鎖解除検討も=首相
ロイター / 2024年12月2日 12時14分
-
イベリア航空に聞く、マドリード~成田直行便再開、生鮮食品直送にも期待(スペイン、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月26日 1時35分
ランキング
-
1バイデン米政権、台湾軍事支援に893億円 武器売却も矢継ぎ早に実施、対中防衛強化
産経ニュース / 2024年12月21日 16時36分
-
2ミャンマー西部国軍司令部占拠か 少数民族の武装勢力が宣言
共同通信 / 2024年12月21日 21時12分
-
3ドイツのクリスマス市に車突入、5人死亡・200人以上負傷…サウジ出身の難民の医師を拘束
読売新聞 / 2024年12月21日 20時34分
-
4Xマス市場に車突入、5人死亡=200人超負傷、サウジ出身医師拘束―独東部
時事通信 / 2024年12月21日 22時17分
-
5無人島だった竹島に家ネズミが大繁殖、韓国占拠のツケ重く 美しい自然取り戻せ ソウルからヨボセヨ
産経ニュース / 2024年12月21日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください