日鉄買収、米大統領選後に判断か 阻止命令への反発配慮との見方
共同通信 / 2024年9月14日 4時5分
【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは13日、日本製鉄のUSスチール買収に対する米政府判断が11月の大統領選後になる可能性があると報じた。バイデン大統領が買収阻止の行政命令に向けて最終調整していると報じられていたが、民主党内などからの反発に配慮したとの見方がある。買収を巡る強硬姿勢に変化が生じるかどうかが注目される。
ワシントン・ポストは、バイデン氏が近く買収阻止を命じる可能性は低く、選挙後まで先送りされることをホワイトハウス関係者が示唆したとしている。バイデン氏は依然反対の構えを崩していないが、審議のペースは鈍っているという。
大統領選の激戦州、東部ペンシルベニア州に本社を構えるUSスチールの買収では、労働者票の獲得を狙い、民主党候補のハリス副大統領、共和党候補のトランプ前大統領がいずれも反対を表明している。
USスチール首脳はウォールストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、買収が破談となった場合の悪影響を強調。ペンシルベニア州の工場を閉鎖したり、本社を移転したりする可能性が高いと説明した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
USスチール買収巡るバイデン氏の判断、大統領選後まで先延ばしか…ワシントン・ポスト紙
読売新聞 / 2024年9月14日 5時31分
-
日鉄幹部、米政府高官と会談=USスチール買収の容認要請か
時事通信 / 2024年9月12日 10時5分
-
米大統領、日鉄のUSスチール買収阻止へ最終調整 安保上の懸念と禁止命令の方向
産経ニュース / 2024年9月5日 14時2分
-
ハリス米副大統領、「USスチールは米国内で所有・運営されるべき」と激戦州の選挙集会で発言(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月5日 13時30分
-
日鉄の買収阻止へ最終調整 米大統領、USスチールは反発
共同通信 / 2024年9月5日 10時37分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください