トランプ前大統領また暗殺未遂か 無事、ゴルフ場でプレー中

トランプ前米大統領（ロイター＝共同）

　【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領（78）の陣営は15日、南部フロリダ州のゴルフ場にいたトランプ氏の近くで発砲があったと発表した。本人はプレー中で無事だった。AP通信によると、連邦捜査局（FBI）は「明らかな暗殺未遂の標的になった」との見方を示した。

　トランプ氏は7月13日、東部ペンシルベニア州での集会で演説中に暗殺未遂に遭い、銃撃で右耳を負傷している。

　大統領警護隊（シークレットサービス）や保安官事務所が捜査している。ほかにけが人はなかった。CNNテレビによると、捜査当局は関与したとみられる人物を拘束した。AP通信は、自動小銃タイプの武器が押収されたと報じた。

　トランプ氏は「私は無事で元気だ」とのメッセージを支持者らに送った。ホワイトハウスによると、民主党のバイデン大統領とハリス副大統領は事件の報告を受けた。トランプ氏が無事だったことに「安堵した」という。