1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

琵琶湖、猛暑で最も早く無酸素に 湖底生物の死や環境影響懸念

共同通信 / 2024年9月25日 19時58分

琵琶湖北部の水深約90メートルの深層で確認されたヨコエビの死骸(白い円内)=12日(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター提供)

 滋賀県は25日、琵琶湖北部の水深約90メートルの深層で、9月上旬に酸素濃度が1リットル当たり0.5ミリグラム未満となる「無酸素状態」が確認されたと発表した。現体制での調査を始めた2006年度以降で最も早期の発生で、猛暑の影響で水温が高くなったことなどが要因とみられる。今後無酸素状態が長引けば広範囲で湖底生物が死に、環境への影響が懸念されるという。

 過去10年間に無酸素状態が確認されたのは5回で、9月下旬~10月中旬が多かった。

 調査は9日に実施、水深90メートルの湖底で水中の酸素濃度を調べた。6カ所で水中生物の生存が難しくなる2ミリグラムを下回り、うち2カ所では0.5ミリグラム未満だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください