カスハラ対策にAI活用システム NTTコムやソフトバンクが試作
共同通信 / 2024年10月9日 19時18分
NTTコミュニケーションズは9日、客が従業員らに理不尽な要求をするカスタマーハラスメント(カスハラ)への対策に生成人工知能(AI)を活用する試作のシステムを報道陣に公開した。コールセンターで顧客への電話対応がスムーズになるよう従業員を支援する。ソフトバンクも顧客の声を穏やかなトーンに変換するAI技術を開発中で、各社で従業員を守る取り組みが進む。
NTTコムは、AIを搭載したコールセンター支援システムを開発。客と従業員双方の発言を認識し、従業員が見る画面に質問への適切な回答案を表示する。9日のデモンストレーションでは、通信契約に関する客のクレーム対応時に、代わりとなる契約を説明する回答案を従業員に提示。従業員が実際に答えた内容も確認し、画面で「問題ありません」とコメントを表示し、勇気づけた。
NTTコムによると、客から強いクレームを受けると動揺して冷静に応対できなくなるため、素早く回答案を示すことで従業員の精神的な負担が減る。迅速な回答で、客の怒りが抑えられる効果も期待できるという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
コールセンターでの「カスハラ」対策 生成AI活用の新システム公開
日テレNEWS NNN / 2024年10月9日 19時15分
-
都カスハラ防止条例成立、正当なクレームとの線引きに課題…接客の現場は歓迎「従業員も客と同じ人間」
読売新聞 / 2024年10月5日 7時32分
-
コールセンターAIプロダクト「ForeSight Voice Mining」生成AIを活用したカスハラ検知機能(特許出願中)を年明けに製品化
PR TIMES / 2024年9月26日 14時45分
-
「正当なクレームも言いにくくなる?」「中小では対応する余裕がない…」全国初・カスハラ防止条例に、企業と消費者が抱える課題【社労士が解説】
まいどなニュース / 2024年9月16日 9時50分
ランキング
-
1石破茂総理×野田佳彦代表の党首討論ポイントを読む「当選したら追加公認は?」「公認することはございます」永田町を知る識者らが判定 そして衆議院は解散した
MBSニュース / 2024年10月9日 19時9分
-
2「水原一平と同じ重度のギャンブル依存症」元ジャンポケ・斉藤慎二(41)“契約解除"の本当の理由「性加害事件だけではない、借金トラブルも…」
文春オンライン / 2024年10月9日 16時0分
-
3石破首相、自公過半数(233議席)確保目指す…記者会見で自衛官処遇改善の閣僚会議設置も表明
読売新聞 / 2024年10月9日 20時5分
-
4紅麹サプリ問題で国内初の「被害救済弁護団」が発足 「小林製薬の対応遅い」と批判
産経ニュース / 2024年10月9日 17時20分
-
5衆院解散、27日投開票=「政治の信頼回復」争点―与野党、短期決戦へ突入
時事通信 / 2024年10月9日 20時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください