ルワンダで高致死率の感染症拡大 マールブルグ病、抑止に躍起
共同通信 / 2024年10月10日 17時30分
【ナイロビ共同】アフリカ中部ルワンダが、エボラ出血熱に似た症状のウイルス感染症マールブルグ病に危機感を強めている。致死率が高く、保健当局によると、9日までに医療従事者ら58人が感染し、うち13人が死亡した。ワクチンの臨床試験を始めるなど拡大抑止に躍起となっている。
マールブルグ病はコウモリなどからウイルスが人に感染するとされ、感染者の体液を介して別の人へと広がる。発熱や下痢、出血などが主な症状。確立された治療薬やワクチンは存在しない。
ルワンダでは9月下旬に感染が初めて判明した。「これ以上の拡大を食い止めなければならない」。ルワンダのヌサンジマナ保健相は今月3日、アフリカ連合疾病対策センターのオンライン記者会見で語気を強めた。欧米メディアによると、6日には米国の研究機関などから提供されたワクチンの臨床試験が始まった。
国外への拡大も懸念される。2日にはルワンダからドイツに帰国した2人が感染者特有の症状を訴えて隔離された。その後に陰性と判明したものの、ルワンダの保健当局は監視を強化している。
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