防衛相、米新司令官と連携確認 「同盟の役割大きい」

在日米軍のジョスト新司令官（左）と握手する中谷防衛相＝16日午前、防衛省

　中谷元・防衛相は16日、在日米軍のジョスト新司令官と防衛省で面会し、自衛隊と米軍の緊密連携を確認した。「日米同盟の求められる役割は大きくなっている」と強調した。ジョスト氏は「情報を共有しながら自衛隊と米軍で改革に取り組みたい」と応じた。

　岩屋毅外相もジョスト氏と外務省で会い「沖縄をはじめとする地元の負担を軽減しながら、同盟の抑止力と対処力を強化したい」と呼びかけた。

　日米間では、日本が2024年度末に陸海空3自衛隊の「統合作戦司令部」を新設。米側も在日米軍に「統合軍司令部」を設置し、連携を強化する方針だ。