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日米韓、北朝鮮制裁監視で新組織 「厳格に調査、完全履行目指す」

共同通信 / 2024年10月16日 18時54分

協議を前に記念撮影する(左から)岡野正敬外務事務次官、韓国の金☆(火ヘンに共)均外務第1次官、米国のキャンベル国務副長官=16日、ソウル(共同)

 【ソウル共同=渡辺夏目】日米韓3カ国などは16日、北朝鮮に対する制裁の履行状況を監視してきた国連安全保障理事会の専門家パネルに代わる新組織「多国間制裁監視チーム(MSMT)」が発足したと発表した。日米韓主導で、フランスや英国、ドイツなど計11の西側有志国が参加。共同声明を発表し「制裁違反や回避を厳格に調査し、制裁の完全履行を目指す」と表明した。

 専門家パネルは、ウクライナ侵攻後に北朝鮮と軍事面で密着する常任理事国ロシアが拒否権を行使し、4月末で活動停止に追い込まれた。日米韓は安保理が機能不全に陥る中、国連を離れた枠組みで、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の監視を続ける。

 MSMTの主な活動内容は制裁違反の常時監視と報告書発行。16日に開かれた日米韓の外務次官級協議のためソウルを訪れた岡野正敬外務事務次官らが共同で記者会見し、国際社会に広い参加を呼びかけた。

 岡野氏は「関係国と連携し、完全履行を着実に進める」と強調した。

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