1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

欧州中銀、2会合連続の利下げ インフレ鈍化受け3.25%に

共同通信 / 2024年10月17日 23時14分

記者会見する欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁=17日、スロベニア・クラーニ(共同)

 【クラーニ共同】欧州中央銀行(ECB)は17日、スロベニアのクラーニで理事会を開き、追加の利下げを決めた。政策金利として重視する中銀預金金利は0.25%引き下げ、3.25%とする。インフレ率が目標の2%を下回る水準に鈍化したことを踏まえた。利下げは前回9月に続き2会合連続で、今年3度目。

 ECBは声明で「物価に関するデータは、インフレの抑制が順調に進んでいることを示している」と説明。利下げを含む今後の金融政策運営については「データに基づき、会合ごとに判断する」との姿勢を維持した。新たな金利は23日から適用する。

 ラガルド総裁は記者会見で、地政学的な緊張の高まりを背景に、景気が下振れするリスクはあると指摘した上で「景気後退には向かっていない」との認識を示した。

 経済大国ドイツが、今年は2年連続でマイナス成長の見通しとなるなど、ユーロ圏の景気は振るわない。ECBは物価高の再燃を抑えつつ、経済回復を後押しする難しいかじ取りを迫られる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください