問われる要人警護の真価 安倍晋三氏銃撃後、初総選挙
共同通信 / 2024年10月18日 4時25分
今回の衆院選では、石破茂首相ら与野党幹部の遊説が各地で想定され、全国の警察が厳戒警備で臨んでいる。2022年の安倍晋三元首相銃撃事件を受け、要人警護について一からの出直しを迫られた警察当局。事件後初めての総選挙を迎え、重ねてきた対策の真価が問われる。警察庁幹部は「要人襲撃は二度と起こさせない」と力を込める。
公示の15日朝。東京都八王子市のJR八王子駅前で野党幹部が第一声を上げた。街宣車の前に鉄柵などで囲われた聴衆エリアがあり、関係者が入り口で手荷物検査を実施。突発事態に備えた機動隊車両も配置され、演説場所を見下ろす歩道橋では複数の警察官が周囲に目を光らせていた。
選挙の場でこうした光景が日常的に見られるようになったのは、安倍氏の事件以降だ。発生翌月の22年8月、警察庁では中村格長官(当時)が事実上の引責辞任をし、警護の在り方を抜本的に見直した。都道府県警が作る警護計画を事前審査する仕組みを導入し、今年9月末までに約7200件が審査された。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
機動隊車両のバンパー焼け焦げ、瓶の破片が散乱…選挙期間中の事件に不安の声「暴力許せない」
読売新聞 / 2024年10月19日 12時10分
-
容疑者は埼玉県の49歳 車内にポリタンクも 自民党本部前に火炎瓶
毎日新聞 / 2024年10月19日 11時33分
-
このままでは"落とした財布が戻る日本"が失われる…「安全大国」でじわじわ進行している"想定外の犯罪"
プレジデントオンライン / 2024年10月19日 8時15分
-
衆院選で地方の激戦区に機動隊派遣、ドローン対策に「ジャミング装置」活用も…警察庁検討
読売新聞 / 2024年10月14日 12時0分
-
要人警護、未曽有の厳戒態勢=安倍氏銃撃後初の総選挙―15日公示・警察【24衆院選】
時事通信 / 2024年10月13日 14時12分
ランキング
-
1首相官邸に突入しようとした男性は黙秘 公務執行妨害容疑で逮捕
毎日新聞 / 2024年10月19日 8時30分
-
2宮崎空港で磁気異常確認 19日夜に試掘、不発弾問題
共同通信 / 2024年10月18日 23時25分
-
3横浜・青葉区の強盗殺人、近隣にスーツ姿の男が数日前突然「水漏れ点検させて」「屋根浮いている」
読売新聞 / 2024年10月19日 7時25分
-
4強盗致傷容疑で25歳逮捕 首都圏連続強盗との関連捜査 北海道警
毎日新聞 / 2024年10月18日 21時12分
-
5猟銃許可取り消しは妥当「銃弾が跳ね返り建物などに到達するおそれあった」砂川市の要請を受けて駆除した男性ハンター逆転敗訴 札幌高裁
北海道放送 / 2024年10月18日 19時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください