富士山降灰時「できる限り自宅」 家屋倒壊恐れ、土石流なら避難
共同通信 / 2024年10月22日 19時17分
政府は22日、富士山の大規模噴火で灰が降った場合、住民は「できる限り降灰地域内の自宅や安全な場所にとどまり生活の継続を基本とする」という考え方を示した。灰が降ってもただちに命の危険はなく、多数の住民が同時に避難するのは難しい点を考慮した。降灰量が多く、木造住宅が倒壊する恐れのあるケースや、土石流が想定される地域は避難が必要だとした。有識者会議で説明、大筋で合意を得た。
年内に取りまとめる指針に盛り込み、自治体の避難計画への活用を促す。自宅にとどまる場合、食料の備蓄徹底などが課題となる。
1707年に起きた富士山の「宝永噴火」規模の噴火をモデルケースに、西南西の風が吹き、首都圏に大きな被害が出る場合の対応を検討。時間の経過とともに灰が降り積もり、15日目には富士山東側の相模原市付近でも約30センチとなり、東京都新宿区や千葉県成田市の付近でも3センチ以上が観測されることを想定した。
灰の厚さに関係なく、自宅などでの生活維持を基本とする。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
桜島火山防災研究所2025年度設置 鹿児島市街地側避難計画改善を研究へ 当面は市役所庁舎内に開設
KYTニュース / 2025年1月28日 19時29分
-
気象庁が降灰の「警報」検討 鹿児島市「予兆があった段階で降灰予報や警報が出せないか」
MBC南日本放送 / 2025年1月27日 19時45分
-
樽前山の噴火想定し防災訓練 リアルタイムハザードマップとは
テレビ北海道 / 2025年1月22日 17時38分
-
「雲仙のホームドクター」太田一也さん逝く…普賢岳災害を取材した記者が回想
RKB毎日放送 / 2025年1月22日 15時43分
-
「南海トラフ地震」の恐ろしさは地震と津波だけではない…江戸の住民を戦慄させた巨大地震後の予想外の災難
プレジデントオンライン / 2025年1月15日 15時15分
ランキング
-
1肉が見えず…パトカーのライトでBBQ 飲酒運転の警察官2人懲戒免職
毎日新聞 / 2025年1月31日 19時19分
-
2対向車線にはみ出した車にはねられ意識不明だった男性が死亡 運転していた19歳「居眠りをしていた」
FBS福岡放送ニュース / 2025年1月31日 18時7分
-
3私はロシアの意図を読み誤った…軍事研究のプロが「プーチンは本気だ」と確信した"開戦3日前"の不穏な予兆
プレジデントオンライン / 2025年1月31日 16時15分
-
4おびえる小学生、メニュー絞る飲食店…道路陥没の街で起きていること
毎日新聞 / 2025年1月31日 20時52分
-
5日米首脳会談、2月7日で調整=ワシントンで、同盟強化確認
時事通信 / 2025年1月31日 17時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください