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流行語候補に「裏金問題」など 大谷「50―50」も、計30語

共同通信 / 2024年11月5日 15時58分

東京・永田町の自民党本部(上)と、「50―50」を達成したドジャースの大谷翔平選手=いずれも9月

 「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が5日発表され、「裏金問題」や「50―50」が入った。「ホワイト案件」や「新NISA」も含まれ、選考委員会は「お金にまつわる用語が多かった」としている。大賞発表は12月2日。

 「裏金問題」は、自民党派閥が政治資金パーティー券の販売収入を政治資金収支報告書に正確に記載しなかった問題で、真相究明や再発防止策が10月の衆院選でも争点となった。「50―50」は米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初めて達成したシーズン50本塁打、50盗塁を指す。

 「ホワイト案件」は首都圏などで相次ぐ強盗事件で、実行役を募集する際に交流サイト(SNS)で使用されたとされる。

 今夏のパリ五輪・パラリンピック関連も目立ち、陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手が口にした「名言が残せなかった」や、車いすテニス男子シングルスで金メダルの小田凱人選手が試合後に発した「やばい、かっこよすぎる俺」が挙がった。

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