ガザを思う、抵抗の映画祭 日大生「黙っていいのか」
共同通信 / 2024年11月8日 4時5分
パレスチナ自治区ガザで続く戦闘の被害に目を向けてほしいと、暴力や抑圧に抵抗する人々を取り上げた映画祭が12月、東京都内で開かれる。これまで事態を静観していた日本大の学生が「黙っていていいのか」と企画。中東とは一見縁遠い作品から、関心の糸口をつかんでほしいと願う。
映画祭のテーマは「声をあげる」。日大芸術学部で映画ビジネスを学ぶゼミの3年生15人が4月から準備を進めてきた。責任者の溝手連さん(20)は、米国の大学生がイスラエルへの抗議活動をしているのに「自分は何もしていない」という負い目が、このテーマの原点だと説明する。「おかしいと思ったとき、どう訴え出るのか。映画を通じて学びたかった」
上映15作品のうち14本は、パレスチナ問題以外が題材。例えば「水俣―患者さんとその世界―」は水俣病患者を追ったドキュメンタリーだ。患者が原因企業のチッソに怒りを爆発させる姿を通じて、ガザで血を流す人々に思いをはせることを期待し、選出した。
映画祭は12月7~13日、東京都渋谷区の映画館「ユーロスペース」で。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【本誌独占インタビュー】トニー・ブレア英元首相が語る「中東和平への道」
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月20日 16時23分
-
ぴいぷる 映画監督・湯浅典子 テレビ育ちなので…作品に合う人を探すところからやりたかった 「なんで人は死ぬのか」北野武監督に心酔
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月20日 6時30分
-
パレスチナの子どもは「1日に2人」逮捕・収監されている「イスラエル兵がパレスチナ人を笑いながら殴っている風景を見た」
集英社オンライン / 2024年11月6日 18時0分
-
イスラエル人とパレスチナ人がドキュメンタリー映画を共同制作した理由「パレスチナの問題は世界のニュースから消えていく。だからこそ…」
集英社オンライン / 2024年11月6日 18時0分
-
イスラエル、ガザ攻撃継続 12人死亡 ハマスとの緩衝地帯設置目的か
ロイター / 2024年11月5日 1時0分
ランキング
-
1とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
2「合コンも仕事のつもりだった」20代で“年収1,000万”稼ぐ彼氏の苦しすぎる浮気の言い訳に唖然
日刊SPA! / 2024年11月21日 15時51分
-
3【GU】1290円の「冷たい風も防ぐ手袋」は、自転車に乗っていても手があったか! 水や汚れをはじく&スマホ操作もできる高機能グローブ
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月22日 8時35分
-
4ファミマの「発熱・保温インナー」はヒートテックより優秀? コンビニマニアが比較してみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月21日 19時55分
-
5日本の皇位継承が国連勧告を受けるという恥をかかせた元凶…明治時代「男系男子限定」に誘導した人物の名前
プレジデントオンライン / 2024年11月22日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください