原稿料「買いたたき」で勧告へ 公取委、KADOKAWAに
共同通信 / 2024年11月8日 11時21分
雑誌の製作に関し、ライターやカメラマンに支払う原稿料などを一方的に引き下げたのは下請法違反(買いたたき)に当たるとして、公正取引委員会が出版大手「KADOKAWA」(東京)と子会社に、再発防止を求める勧告を出す方針を固めたことが8日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、子会社は生活雑誌「レタスクラブ」などを編集する「KADOKAWA LifeDesign」(東京)。2023年初め、レタスクラブの製作で記事執筆や写真を依頼する20余りの事業者に対し、同年4月号掲載分からの原稿料や撮影料など代金を一方的に引き下げる通告をしたとされる。
KADOKAWA側は代金引き下げで収益の改善を図った一方、事業者の多くはフリーランスで、仕事を受ける立場上、契約の打ち切りや関係悪化などを恐れて不当な引き下げに応じざるを得なかったとみられる。
同社側は公取委からの指摘を踏まえ、本来受け取るはずだった代金との差額分を支払う意向を示しているという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1首相官邸襲撃の男、自民党本部で火炎瓶投げた疑いで再逮捕へ 警視庁公安部
産経ニュース / 2024年11月8日 5時0分
-
2「大儲けするチャンス」好意寄せたアメリカ国籍の男名乗る者に105万円だまし取られる 札幌市
STVニュース北海道 / 2024年11月8日 7時40分
-
3衆院選大敗で執行部批判相次ぐ 自民、2千万円支給を問題視
共同通信 / 2024年11月7日 20時47分
-
4実行役リーダーに無期懲役=「拷問と言うべき犯行」―「ルフィ」広域強盗・東京地裁支部
時事通信 / 2024年11月7日 17時20分
-
5自民衆院選大敗、両院議員懇談会で「2000万円問題」など批判…一方で即時の辞任要求はほとんどなし
読売新聞 / 2024年11月8日 7時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください