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暖房器具、火災や死亡事故多発 異常がないか、設置場所点検も

共同通信 / 2024年11月12日 5時4分

洗濯物と接触して発火した電気ストーブ(NITE提供)

 製品評価技術基盤機構(NITE)は暖房器具による火災が毎年起き、死亡事故も多いとして、冬を前に「本体に異常がないかや近くに可燃物がないかなど、しっかり点検して事故を未然に防いで」と呼びかけている。

 NITEによると、2019年からの5年間で、暖房器具に関する事故が582件あった。8割以上が石油や電気のストーブ、ファンヒーターによるものという。石油では特に高齢者の事故の割合が高い。

 石油ストーブの給油口がしっかり閉まっていないことによる油漏れ、ガソリンの誤給油、上部に干されていた洗濯物の落下など可燃物の接触が原因になっているケースが多い。

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