濃度5倍の抗菌薬投与で女児死亡 兵庫県立病院、カルテ誤記
共同通信 / 2024年11月14日 17時40分
兵庫県立こども病院で9月、肺炎の治療を受けていた生後6カ月の女児が、通常の5倍に当たる濃度の抗菌薬を投与された後、死亡していたことが分かった。病院が14日に記者会見し、発表した。今後、外部の医師らでつくる医療事故調査委員会を設置し、死亡との因果関係を検証する。
病院によると女児は先天性の疾患で入院。その後、肺炎の症状が出たため担当医師が点滴で投与する抗菌薬を処方したが、生理食塩水による希釈具合を指示する数字をカルテに誤って記載。看護師が医師に確認せずカルテに従った結果、5倍の濃度の薬が投与された。
約1時間後に女児の心拍が低下。心肺蘇生を試みたが、心拍が戻らず死亡した。記者会見した病院側は、投与と死亡の因果関係は現時点では不明と説明。病理解剖の結果、肺炎や敗血症などの疑いがあり、死亡後には新型コロナウイルスの陽性も確認されたという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
医療の「エビデンス」とはそもそも何なのか? 適切な医療や健康情報を手に入れ、活用するために必要なヘルスリテラシーとは
集英社オンライン / 2024年11月21日 18時30分
-
子育て世帯で大流行のマイコプラズマ肺炎…家族ドミノを起こしがちな「やっかいな理由」を感染症医が解説
プレジデントオンライン / 2024年11月14日 17時15分
-
長寿研究のいまを知る(9)長寿におけるmTOR阻害薬とカロリー制限の関係
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月7日 9時26分
-
Q. 妊娠中のマイコプラズマ肺炎。おなかの赤ちゃんへの影響は?【小児科医が回答】
オールアバウト / 2024年10月26日 20時45分
-
【海外発!Breaking News】棺の中で手を動かした乳児、病院に搬送も救うことは叶わず 2度の死亡宣告に嘆く家族(ブラジル)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年10月23日 20時55分
ランキング
-
1斎藤氏再選で「兵庫県民を批判」する人の"盲点" 「疑惑」に乗っかった稲村氏の戦略もまずかった
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時40分
-
2百合子さま葬儀に3億2500万円=国費から支出
時事通信 / 2024年11月22日 10時22分
-
3東大駒場キャンパスに侵入し学生のPC盗んだ疑い、無職の男を逮捕
読売新聞 / 2024年11月22日 13時13分
-
4今週7か月ぶりに再開したばかりも…また掘削停止、岩盤発見 北海道新幹線「羊蹄トンネル」
STVニュース北海道 / 2024年11月22日 14時30分
-
5新潟市南区妻子殺害事件 被告の男に無期懲役の判決 新潟地裁
BSN新潟放送 / 2024年11月22日 15時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください