法相「死刑廃止は不適当」 制度検討の会議設置も否定
共同通信 / 2024年11月15日 12時44分
鈴木馨祐法相は15日の閣議後記者会見で、死刑制度を議論する有識者らの懇話会が制度の問題点などを指摘したことに関し「国民世論の多数は、極めて悪質な犯罪については死刑もやむを得ないと考えている」などと述べ「死刑制度廃止は適当ではない」と話した。
懇話会は13日に取りまとめた報告書で、制度の存廃などを検討する公的な会議体を早急に設置するよう提言した。鈴木氏は「法務省として、現時点で会議体を設ける考えはない」と否定的な見解を示した。
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