島根、鳥取で原発防災訓練 12月再稼働、島根2号機
共同通信 / 2024年11月16日 17時29分
島根、鳥取両県は16日、中国電力が12月の再稼働を予定している島根原発2号機(松江市)で、放射性物質が飛散する事故を想定した防災訓練を実施した。避難計画策定が必要な原発30キロ圏に入る両県の住民約500人が参加。1月の能登半島地震を受け、道路寸断に対応できるように迂回ルートを設定、県外に指定した避難所への移動も盛り込んだ。
島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地。30キロ圏には約45万人が暮らし、事故時に安全な避難ができるかどうかが課題となっている。
参加者は地域ごとにバスやマイカーを使い、原発から70キロ以上離れた島根県西部や、鳥取県東部に加え、岡山県や広島県の避難所に移動。放射性物質による汚染を想定して、移動途中にはバスを除染した。避難所内ではテントなどの設営をし、手順を確かめた。
島根県によると、今回は地震による被害を考慮し、道路寸断による通行止めや、自宅が損壊した人が避難所に屋内退避する想定を追加。またマイカーでの県外避難も初めて実施した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『原発事故』を想定した防災訓練 市民がバスでの避難方法や被ばく量の測定手順など確認「慌てないように冷静に行動したい」 滋賀・高島市
MBSニュース / 2024年11月16日 18時0分
-
東通原発1号機事故想定し訓練 青森、屋内退避対象に交通規制も
共同通信 / 2024年11月9日 13時9分
-
泊原発の事故を想定…防災訓練に周辺住民約7000人が参加
テレビ北海道 / 2024年10月31日 17時39分
-
原発5キロ圏の児童ら避難訓練 12月再稼働、島根2号機
共同通信 / 2024年10月19日 18時35分
-
屋内退避の継続は3日間が目安 原子力規制委が中間まとめ
共同通信 / 2024年10月18日 12時20分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください