空き巣疑いで男2人逮捕、愛知 県内6億円被害への関与捜査も

容疑者が顔を隠すために使用していた傘（左）と押収物＝19日午前、名古屋・千種署

　名古屋市の住宅に空き巣に入りダウンジャケットなどを盗んだとして、愛知県警は19日までに、窃盗と住居侵入の疑いで、同市名東区の職業不詳長江政芳容疑者（44）と同市北区の会社員中根孝容疑者（42）を逮捕した。18日付。県内で1月から約100件、約6億2600万円の高級住宅の空き巣被害があり、県警は2人が関与したとみている。

　県警によると、防犯カメラに2人が傘を差して顔を隠す様子が写っていた。玄関などをバールでこじ開けて侵入し、ブランド品などを中心に盗んでいたとみられる。

　逮捕容疑は9月、同市守山区の住宅に侵入し、ダウンジャケットなど4点（時価計約28万4千円）を盗んだ疑い。