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金正恩氏の娘、存在感高める 初登場から2年、後継説は不明

共同通信 / 2024年11月19日 15時58分

朝鮮労働党創建79年を記念した祝賀公演に臨む北朝鮮の金正恩党総書記(左)と娘=10月、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の娘が国営メディアに初登場してから19日で2年。この間、30回超の動静が記事や写真で伝えられ、存在感を高めている。ただ後継者かどうかは確証がないままだ。正恩氏まで3代は男性だったため、否定する見方も根強い。

 10代前半とみられる娘は2022年11月にICBM「火星17」の発射実験の報道で初めて伝えられた。その後も党の式典などに出席し続けている。今年8月には軍の式典で正恩氏の妹、金与正党副部長に座席へ案内される様子が確認された。

 こうした対応の変化などを分析する韓国の情報機関、国家情報院は、娘の北朝鮮内での地位が高まっていると見ている。

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