被災地の教訓どう生かす 防災工学者「失敗事例の伝承を」
共同通信 / 2024年11月19日 19時38分
来年1月の阪神大震災発生30年を前に、防災工学者の室崎益輝神戸大名誉教授(80)が19日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で講演。「失敗事例」の伝承不足を課題に挙げ「国内外を問わず被災地の教訓を学ぶ姿勢が重要」と説いた。
室崎氏は、家屋倒壊による犠牲者が多かった阪神大震災後、耐震化の重要性は伝わったが、避難所や仮設住宅などでのコミュニティー再建の課題は残るとし「失敗体験の伝承こそ重要だ」とした。
また感染症の流行や気候変動、独居高齢者の増加などで、事前防災による「最悪想定」が追い付いていないとして、災害発生後の対応強化の必要性についても言及した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
つながり希薄化も息づく「助け合い」 日頃の人間関係が培う共助、都市部も地道に再構築を 備えあれ④互助力
産経ニュース / 2025年1月5日 7時30分
-
阪神大震災が災害ボランティアの萌芽に 被災地に殺到という批判も 重要なのは「調整力」 備えあれ③奉仕力
産経ニュース / 2025年1月4日 7時0分
-
陸の孤島救ったドローン、断水予測するAI…能登地震機に注目される防災テクノロジー
産経ニュース / 2024年12月31日 16時16分
-
「ボランティア、直後から必要」=助け合う大事さ、理解を―室崎神戸大名誉教授・能登地震1年
時事通信 / 2024年12月31日 15時53分
-
あの日と今日、未来をつなぐ 朝日放送グループの阪神淡路大震災30年に向けた取り組み
Digital PR Platform / 2024年12月24日 6時0分
ランキング
-
1東京・国分寺の闇バイト強盗でもリクルーター役か 会社員を再逮捕へ
毎日新聞 / 2025年1月5日 23時0分
-
2犬の散歩中の7歳女児、川に転落し死亡…甲斐市の釜無川
読売新聞 / 2025年1月5日 22時45分
-
3金融機関かたり電話でアドレス聞き出し偽メール 巧妙な手口「ボイスフィッシング」
産経ニュース / 2025年1月5日 18時0分
-
4『金色のガッシュ!!』年賀イラストに韓国ファン「旭日旗」と批判 「謝罪と削除を」に雷句誠さん応じず
J-CASTニュース / 2025年1月5日 15時30分
-
5受験予備校「ニチガク」が教室を閉鎖、債務整理へ 共通テスト直前
毎日新聞 / 2025年1月5日 17時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください