1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

日本舞踊家が外国人初優勝 フラメンコ、スペインで

共同通信 / 2024年11月20日 16時15分

カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバルのコンクールで受賞した萩原淳子さん(左から2人目)=8月、スペイン・ラウニオン(Rafa Fotografia撮影、萩原さん提供・共同)

 スペインで最も権威があるとされるフラメンココンクールの舞踊部門で今夏、川崎市出身の舞踊家萩原淳子さん(48)が外国人として初めて優勝した。同国では人種差別的投稿が交流サイト(SNS)に相次いだことなどからも大きな話題となったが、萩原さんは「外国人として一つの壁を乗り越えた」と快挙を喜んだ。

 コンクールは南東部ラウニオンで1961年から毎年開かれている「カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバル」のプログラムに含まれ、8月に実施。舞踊のほか歌、ギターなど4部門あり、南部コルドバのもう一つのコンクールと共に二大コンクールとされる。

 萩原さんは2002年、現在も拠点とする南部セビリアへ渡り、現地の一流舞踊家に師事。国内外の活動でキャリアを積み、2度目の挑戦だった。日本に一時帰国中、取材に応じ、日本人であることや年齢から「優勝できると思っていなかった」と驚きに包まれた受賞を振り返った。

 会場では萩原さんへの授賞に一部の観客からブーイングが起こった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください