SNS情報、当落の鍵を握る 兵庫知事選、真偽不明拡散も
共同通信 / 2024年11月20日 17時50分
17日投開票の兵庫県知事選は、交流サイト(SNS)が選挙情報を発信・取得する有力な手段として活用され、当落の鍵を握った。疑惑告発文書を巡り失職した斎藤元彦知事(47)を「既得権益と闘っている」と称賛する投稿が増え、再選の一因になったとみられる。真偽不明の内容も拡散し、対立候補は対応に苦慮。識者は「選挙を通じ民主主義社会の分断が進みかねない」と懸念する。
「巨悪と闘う斎藤さん頑張って」「県議会にはめられた」。Xでは選挙中、斎藤氏への擁護と、対立した県議会などへの批判が飛び交った。結論が出ていない斎藤氏のパワハラ疑惑を「なかった」と断言する記述も。
実際には県議会調査特別委員会(百条委員会)で斎藤氏は、出張先で公用車から降り約20m歩かされ、職員を怒鳴ったとされる行為を認めた。その上で「必要な指導だった。パワハラかどうかは百条委が判断すること」と釈明していた。
メディアへの不信感も斎藤氏支持者の中で渦巻いた。「テレビ報道がおかしかったとユーチューブで知った」と神戸市の50代女性は話す。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 兵庫県知事選の敗者はオールドメディア...SNSで民主主義が機能した2024年
J-CASTニュース / 2024年12月26日 17時0分
-
「パワハラはあった」「陥れられた」…斎藤元彦知事の疑惑巡りSNS上に断定的な投稿、誤情報・中傷は今も
読売新聞 / 2024年12月22日 11時0分
-
千葉・熊谷俊人知事「選挙中の不確かな情報流布規制を」兵庫知事選の真偽不明情報拡散巡り
産経ニュース / 2024年12月12日 20時9分
-
〈立花孝志氏が市長選出馬〉「僕の発信で斎藤さんは勝った」怒号が飛び交った“カオス”演説会の一部始終「(公約は)インフルエンサー通りを作ってワクチンを無償化」
集英社オンライン / 2024年12月9日 17時37分
-
斎藤元彦知事の公選法違反疑惑は大混乱の迷走状態…県議会が「関係者の証人尋問」に動く日
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月5日 9時26分
ランキング
-
1生理休暇中に海外旅行し懲戒免職処分、45歳女性教諭 夫とのけんか調査で虚偽発覚
産経ニュース / 2024年12月26日 16時46分
-
2寒さが大敵の「心筋梗塞」、防ぐための10箇条とは
ウェザーニュース / 2024年12月26日 14時0分
-
3『タイヤ館』新入社員が入社後わずか8か月“パワハラ”で自殺 両親は「パワハラを認め、謝罪してほしい」と運営会社を提訴
MBSニュース / 2024年12月26日 18時25分
-
4「カスハラ」対策を企業に義務付け 初めて定義を明確化 厚労省審議会が報告書取りまとめ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 16時58分
-
5【速報】悠仁さま合格後、筑波大学が初会見 永田学長「悠仁さまにも寮に暮らしていただければ…」
日テレNEWS NNN / 2024年12月26日 16時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください