認知症疑い、容易な検出手法開発 慶応大、三つの質問で
共同通信 / 2024年11月21日 10時17分
慶応大や済生会横浜市東部病院のチームは21日、認知症のアルツハイマー病やその前段階である軽度認知障害(MCI)の疑いがある人を(1)困っていることはあるか(2)楽しみはあるか(3)最近の気になるニュースは何か―という三つの質問で容易に検出する手法を開発したと発表した。病気の兆候を早期に捉えることで、速やかな治療につながると期待される。
認知症の高齢者は2060年に645万人に達すると推計され、MCIを含めると高齢者の3人に1人となり、介護や治療の体制強化が急務だ。慶応大の伊東大介特任教授(脳神経内科)は「介護施設でも実施でき、早期発見に役立つはずだ」と話している。
チームは、アルツハイマー病を含む認知症患者108人と健常な47人を対象に質問。その際、問いかけに直接答えず、同伴する家族らに助けを求めて振り返る動作があるかどうかも確認した。
回答にかかわらず問診時に家族らを振り返る動作があった人でリスクが高く、アミロイドベータは約2.8倍だった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本独自の認知症早期発見・早期介入モデルの確立に向けた大規模実証研究を開始しました (J-DEPP研究)
PR TIMES / 2024年11月21日 11時45分
-
SEGNOS(セグノス)と地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 高感度免疫診断技術(ThermaLISA(サーマライザ)法)を用いた早期アルツハイマー病スクリーニング検査法の共同研究を開始
PR TIMES / 2024年11月12日 12時40分
-
アルツハイマー病の新治療薬「ドナネマブ」の実力と対象者
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月6日 9時26分
-
SEGNOS(セグノス) ThermaLISA法を用いた早期アルツハイマー病リスク検査サービスに関するアンケート調査 11/11から開始
PR TIMES / 2024年10月31日 18時15分
-
「その認知症、誤診かも!」間違った薬や介護で心身を痛める、“4割は別の病気”の可能性
週刊女性PRIME / 2024年10月25日 9時0分
ランキング
-
1大阪・貝塚市の港 両脚縛られた遺体は大阪市の26歳男性と判明 両親は「将来の夢を持って、毎日頑張っていた」
MBSニュース / 2024年11月22日 16時5分
-
2新潟市南区妻子殺害事件 被告の男に無期懲役の判決 新潟地裁
BSN新潟放送 / 2024年11月22日 15時2分
-
3今週7か月ぶりに再開したばかりも…また掘削停止、岩盤発見 北海道新幹線「羊蹄トンネル」
STVニュース北海道 / 2024年11月22日 14時30分
-
4斎藤氏再選で「兵庫県民を批判」する人の"盲点" 「疑惑」に乗っかった稲村氏の戦略もまずかった
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時40分
-
5東大駒場キャンパスに侵入し学生のPC盗んだ疑い、無職の男を逮捕
読売新聞 / 2024年11月22日 13時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください