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選手名「ギリギラウ」と呼んで 先住民族の野球台湾代表

共同通信 / 2024年11月21日 21時46分

野球の国際大会「プレミア12」のベネズエラ戦で、試合前に紹介される台湾のギリギラウ(右)=21日、東京ドーム(ゲッティ=共同)

 【台北共同】野球の国際大会「プレミア12」台湾代表で先住民族パイワン族の選手名が、日本のテレビ中継で「キチリキキチロウキョウカン」と紹介されていたことに対し、台湾の先住民族団体が21日までに日本のメディアに対し、パイワン語の発音に近い形の「ギリギラウ」と表記するように求めた。

 この選手は台湾プロ野球の味全に所属し、2022、23年と2年連続で本塁打王のタイトルを獲得したギリギラウ・コンクアン選手。かつては漢名の「朱立人」を使っていたが、パイワン語名を使うと表明。漢字の中国語読みでは発音がパイワン語名と近い「吉力吉撈鞏冠」をあてた。

 日本のテレビ中継ではこの漢字を日本語の音読みで「キチリキキチロウキョウカン」と紹介。台湾の団体「原住民族青年陣線」は「原住民族の選手とその命名文化」を尊重するため、表記や呼び方を見直すよう求めた。

 台湾紙、自由時報(電子版)によると、同選手本人も取材に対し、漢字の音読みは、誤った呼び方だとの認識を示した。

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