空爆受けたベイルート街並み一変 無数のがれき「思い出壊された」
共同通信 / 2024年11月28日 9時39分
【ベイルート共同】通りには崩れ落ちた建物と無数のがれきが散乱し、かつての街並みは一変した。イスラエルとヒズボラの停戦が発効した27日、イスラエル軍の激しい空爆にさらされたレバノン首都ベイルート南部に共同通信記者が入った。「人生の思い出が壊された」。停戦を喜ぶ祝砲が響く一方、想像を超えた破壊に涙を流す住民も。
ベイルート南部はヒズボラが影響力を持つ。多くの集合住宅が立ち並ぶ人口密集地だったが、イスラエル軍の空爆が本格化した9月下旬以降は「ゴーストタウン」(住民)に。
約2カ月間避難していた女性ザハラさん(32)は、自宅や経営する美容室の無事を確認。近所の住民とも久しぶりの再会を果たし、安堵の表情を浮かべた。ただ、学校やなじみの商店が破壊されているのを目撃。「喜びと悲しみが交じり合っている」と涙ぐんだ。
ムハンマドさん(51)は、経営する自動車整備店が入る建物が空爆を受けた。イスラエル軍は「ヒズボラ関連施設」と主張したが「高齢者や体が不自由な人も住んでいた。ヒズボラとは無関係だ」と憤った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省
ロイター / 2024年11月28日 0時33分
-
2韓国ドラマはつらい暮らし耐え忍ぶ糧…脱北の24歳女性、正恩氏に「忠誠心のかけらもない」
読売新聞 / 2024年11月28日 7時6分
-
3ミャンマー軍トップに逮捕状を請求 国際刑事裁判所の主任検察官「ロヒンギャの迫害に関与」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月27日 20時47分
-
4中国で拘束の米国人3人解放 バイデン大統領の外交成果に
共同通信 / 2024年11月28日 0時23分
-
5英、電子認証の事前申請開始=日本の旅行者ら対象―政府
時事通信 / 2024年11月28日 6時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください