事故のダンプカー運転手に逮捕状 危険運転疑い、広島の4人死傷

広島県警察本部

　広島市安佐南区の県道でダンプカーと乗用車が衝突して転落した4人死傷事故で、広島県警が自動車運転処罰法違反（危険運転致死傷）容疑で、ダンプカーを運転していた会社員の男（59）の逮捕状を取ったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。男は現在入院中で、県警は回復を待ってから逮捕する方針。

　事故は11月12日に発生。制限速度30キロのループ橋で、下り坂を走っていたダンプカーが曲がりきれず、対向車線にはみ出したとみられる。乗用車とダンプカーは道路から転落し、乗用車の男性（80）と妻（76）が死亡し、後部座席の40代娘は意識不明の重体となった。