企業・団体献金禁止で対立 自公先送り、立民「年内」
共同通信 / 2024年12月4日 18時54分
与野党は4日、政治資金規正法再改正に向けた協議を国会内で開き、各党がそれぞれの案を提示した。焦点となっていた企業・団体献金の扱いを巡り、自民、公明両党は再改正案に盛り込まず結論を先送りする方針で、国民民主党も丁寧な議論を求めた。禁止を唱える立憲民主党は今国会を含め年内に結論を得るよう要求し、対立軸が鮮明となった。来週にも衆院政治改革特別委員会を開き、法案審議に入る見通しだ。
立民は協議後、日本維新の会、国民民主、共産など野党6党と共に、使途公開不要な政策活動費の廃止を盛り込んだ法案を衆院に共同提出した。自公も廃止自体は一致しているため、今後の議論を主導する狙いがあるとみられる。れいわ新選組は参加しなかった。
自民は企業・団体献金を再改正案で触れていない理由について「禁止すべきだと思っていないからだ」と言明した。公明は各党が一致しやすい政策活動費の廃止や、第三者機関の設置について優先すべきだとした。
一方、立民は「来年に持ち越すことがないよう議論をお願いしたい」と先送り論をけん制。維新や共産も立民に同調した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「政治団体」巡り非難の応酬 国民・玉木代表と立民・小川幹事長、企業・団体献金で各党に温度差 自民は存続の意向も
zakzak by夕刊フジ / 2024年12月4日 15時10分
-
企業献金禁止、与野党で平行線=規正法再改正、国会審議へ
時事通信 / 2024年12月4日 12時35分
-
橋下徹氏 政治資金規正法の再改正「外交安全保障には官房機密費を…いずれにせよ非公開にする必要なし」
スポニチアネックス / 2024年12月4日 9時17分
-
自公、企業団体献金の結論先送り 有識者に議論委任、規正法改正案
共同通信 / 2024年12月3日 21時15分
-
「有識者聴取」で先送り狙う=企業献金禁止、慎重論強く―自民
時事通信 / 2024年12月3日 18時50分
ランキング
-
1コメの高騰で苦悩する回転寿司チェーン。最高益が相次ぐ好調4社と明暗分かれた“かつての王者”
日刊SPA! / 2024年12月4日 15時54分
-
2石破首相、5日「湛山」超え=在職日数ワースト3回避
時事通信 / 2024年12月5日 0時8分
-
3マイナ保険証なぜか「期限切れ」 誤表示か、徳島で7500人
共同通信 / 2024年12月4日 21時16分
-
4緊急走行のパトカーが交差点で車と衝突、はずみで民家1階に突っ込む…大宮署「捜査に影響なし」
読売新聞 / 2024年12月5日 10時25分
-
5「関係改善の機運がしぼみかねない重大局面」…韓国の戒厳令で日本政府が危機感
読売新聞 / 2024年12月4日 18時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください