爆破予告に気付かず、議会開会 北海道、週末にメール

北海道警察本部

　北海道議会に爆破を予告するメールが11月30日に届いたものの、週末だったため職員が気付かず、予告された週明けの12月2日に本会議を開いていたことが4日、道議会への取材で分かった。

　道警は威力業務妨害容疑を視野に捜査。議会事務局は「今後は平日毎朝確認し、速やかに連絡することを検討したい」としている。

　事務局によると、30日午後3時半ごろ、「明後日、北海道議会を爆破する」とのメールが届いた。土曜日で職員は出勤しておらず、2日午後1時半ごろに気付き、道警に連絡。本会議は午後1時ごろに始まっており、休憩中に調べたが不審物は見つからず、午後4時半ごろに終了後、議長らに伝えたという。