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化学兵器の安全確保協力 シリア、空港業務再開へ

共同通信 / 2024年12月12日 6時56分

ジャウラニ指導者(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】シリアのアサド政権を崩壊した反体制派を主導する「シリア解放機構」のジャウラニ指導者は11日、国際機関と協力し、前政権の化学兵器が保管された可能性がある場所の安全確保に取り組んでいると強調した。ロイター通信が報じた。反体制派は近く、国際空港の業務が再開されると明らかにした。崩壊後の混乱から国際協調に向けた動きを進めている。

 ジャウラニ氏は声明で「前政権で拘束や粛清に関与した者を許さない」とし、国外に逃亡した人物の引き渡しを求めた。ロシアに亡命したアサド前大統領を念頭に置いた発言とみられる。

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