日本はAI成熟2番手グループ国 米中など5カ国が最上位
共同通信 / 2024年12月19日 16時33分
米国の大手企業ボストンコンサルティンググループがこのほど発表した人工知能(AI)の成熟度に関する調査報告書で、日本は2番手に当たる国・地域のグループに分類された。同社は日本が米国、中国など最上位5カ国に肩を並べるには、AI人材の育成などで政府の早急な対応強化が必要と指摘している。
調査対象は世界の主な73カ国・地域。AIが産業や雇用などに与える影響の大きさとAIへの対応力で各国・地域を分析し、高い順に六つのグループに分けた。
AI導入で先行する最上位の第1グループには米中に加え、カナダ、シンガポール、英国が入った。AIの影響力が強いIT、サービス、自動車などの産業の比重が高いが、対応力ではやや落ちる第2グループには、日本や韓国、台湾、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリアなど23カ国・地域が含まれる。
インド、トルコ、ブラジルといった9カ国はAI対応力は高まっているが、AIによる生産性向上などの影響が出にくい農業や鉱業を中心とする産業の割合が大きく、第3グループとされた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中東進出日系企業、競合相手数増加、注目国は前年同様にサウジアラビアがトップ(中東、日本、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、カタール、オマーン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月19日 10時35分
-
「マイナ保険証」に見た"日本の競争力低下"の理由 日本のデジタル政策はなぜ迷走しているのか
東洋経済オンライン / 2024年12月8日 8時0分
-
日本は「バランス型挑戦者」 世界の国・地域をAI成熟度別に分類
OVO [オーヴォ] / 2024年12月5日 11時15分
-
【BCG最新調査】日本はAIの影響を受けやすい産業構造だが、対応力も高い「バランス型挑戦者」タイプ
PR TIMES / 2024年12月3日 13時15分
-
「キャプテン翼」で3人に1人がアニメオタクに…中東の大国が「アメリカより、中国より、日本」を選ぶ理由
プレジデントオンライン / 2024年11月27日 18時15分
ランキング
-
1パナソニック「40年超」続いた品質不正の全実態 約5200製品が該当、海外工場へ不正を"輸出"
東洋経済オンライン / 2024年12月19日 8時30分
-
2LINEヤフーが買収との報道、「きょうの取締役会で決議」とビーノス
ロイター / 2024年12月19日 13時33分
-
3「吉野家」ついにクレジットカード決済導入 「はなまるうどん」も
ORICON NEWS / 2024年12月19日 11時30分
-
4「オーケー」が大阪に上陸、開店前に“300人行列”の熱気 社長「競合より高ければ値下げ」の気迫
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月19日 8時0分
-
5ヤマト運輸の委託見直し打診、日本郵政社長「ヤマト側の事情」…ヤマトは「従前より配達日数が伸びている」と説明
読売新聞 / 2024年12月18日 20時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください